2011/06/14

from 石巻

昨夜は尚博さん征吾くん、林さんとアトリエにて談話。

林さんとは、宮城県石巻市で水産加工業「林正商店」を営む方で、今回復興に向けてのお礼参りと更なる英気を養うため、尚博さん宅に短期滞在されています。熱い志をもった同世代の一人です。


いろいろな話を聞かせてもらいました。

体験談、現在の状況。そして心境。

報道を通し、わかった気になっていた自分を恥じました。
まだまだ知らない現実があることを知りました。

「危機が迫った時、本当の人間性が見えることが一番恐い」、彼が云ったその言葉が印象深く残っています。


復興は決して容易ではないし、一筋縄にはいかない。
しかしながら、林さんのように前に進む信念を強くもって行動する人達がいる限り、新しい石巻、そして東北を創ることはできる。
そして、そんな想いに賛同し、被災地の人々の心に希望が溢れるよう微力ながら力になりたいと思い続ける熱い人間も、この国にはたくさんいるのです。