小学生の頃の文集に、「僕は将来、鳥山明になります。」と書きました。
数十年経った今、あの頃憧れた大巨匠のようになれてはいませんが、
"自分の絵を描く"という、一つの夢の延長線の上には立つことができています。
最近、そんな自分の原点を見つめ直させてくれたのが、「金岡新聞」。
和歌山市在住の小学4年生、金岡陸くんが毎週自ら手描きで制作した新聞を発行しています。こちらをニヤリとさせるほどのディティールや、子どもながらの可愛らしい表現。そして何より「新聞を作りたい」というその純粋な想いに、確かに胸を打たれたのです。
僕が文集を書いたのも、おそらくこの頃。
みんな誰しも同じように、子どもの頃描いた憧れがあるのではないでしょうか。
金岡くんをはじめ、子どもたちの「これがしたい」と思う純粋な気持ちを育て、伸ばしていく大きな役割りを僕らが担っていることを実感します。
敬意をもって、陰ながら応援していく次第です。
和歌山では「FAVORITE TRUNK」、東京では「ONLY FREEPAPER」等にて配布しています。
大人に大切なことを教えてくれる、歴としたメディアです。