2012/10/18
AFTER CLOSED
このアトリエの向かいには、美容室があります。
まだ若いスタッフが、毎日日付が変わるころまで残り、練習しています。
定休日も出勤し、一人黙々と。
思い出すのです。
東京での修業時代を。
ただただ技術を身につけるために人知れず向き合ったものです。
努力は決して人にアピールするためのものではなく、
身体が本能的に行っているもの。
「そうこなくっちゃ。」
毎晩閉店後の美容室から漏れる薄い光と若い背中を見ながら、そう思うのです。
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