2011/02/16

人に育てられることは、人を育てること

話すとびっくりされることが多いのですが、
大学を卒業後数年間、幼稚園教諭をしていました。

毎年年長児約35名の担任。
木工を教えたり、サッカーをしたり、一緒に絵を描いたり。
山に登ったり、ギターを弾いて歌ったり。
日々笑い、日々考え、日々人を育てることと向き合う中、
子どもたちからは本当にたくさんのことを学んだと感謝しています。

初めて受け持った子どもたちはもうすぐ中学2年生。
ばりばりの反抗期なのかな。
そう考えると随分月日が過ぎたことを実感しますが、今でも毎年過去に受け持ったほとんどの子どもたちが年賀状や手紙を送ってきてくれます。

写真や書く文字から垣間見えるひとりひとりの成長振りが本当に嬉しく、
何にも代え難い大きな原動力となっています。


何年経っても"先生"と呼んでくれ、人と人としてつながっていられることを思うとき、心の奥がブルブルっとするほどの感動を覚えます。


当時からの持論。
「教育は自らの背中でするもんだ」。
今でも彼らには同じ気持ちです。よ〜く見ててくれ。