今日は朝一でペイント作業の段取りです。
ショップ等の看板制作は全てフリーハンドによるペインティングのため、まとまった時間の中での集中力が必要とされます。
塗装を施した鉄板に、筆とペンキでねっとりと指先の感覚だけで描いていく作業。
デスクでのデザインワークとは違った面白さがあります。
ふともう一点、決定的な違いに気づきました。
このペインティング作業、やり直しが一切できません。
便利な時代のおかげで、デスクで行うデザインワークにおいても、行った作業を訂正・修正・保存することが容易にできます。
もし日常生活においても、そんな感覚が無意識に助長されていくならば、未来の子ども達の成長に決してよろしくないと感じます。
"⌘+Z"のできない、一発勝負の緊張感。
便利な世の中だからこそ必要なのではないでしょうか。